*【説明文】高校グリップ 地学京都大学教授・理学博士吉沢甫監修山梨大学助教授・理学博士西宮克彦八尾謙三共著。文研出版から出ていた高校グリップ 地学です。見開きA4(A5)の330ページ程度のハードカバー。特長は抜粋すると：‘要するに、地学の学習は地学自体の各分野はむろんのこと、数学をも含めて理学全体の知識の中で行なわれるべきである。すなわち、自然科学全体が相提携して，歩調を揃えて進歩しなければ地学の発展は期待されないし、また他教科のそれも地学の発展なくしては予測できない。約40年以前までは、中等学校(旧制)において，地学は生物学をも含めた博物学として一括され、その中には天体の運行，鉱物の分類などがただ雑然と無統制に、また断片的に配列され教育されていた。とのような状態のもとで我々の先輩は心血をそそいで教育。研究に従事され、学生もまた理解に苦しみながら学習したことを想起すると感概深いものがあり。当時の地学の初等教育および学習が如何にあわれな状況にあったかが推測されるであろう。しかし、現状においてもまだ地学には不解明なととろが多く、将来の進歩に待つところが少なくない。このためには若い人々が広い層にわたって地学的常識をもっととが絶対的必要条件の1つであり、これが人間社会を幸福に導く大道に通ずると考えられる。’‘特長1問題提起高等学校地学の教科内容を5単元・15章・39節に分け，各節の冒頭にその節で把握すべき中心課題を設問形式で示した。2解説地学の教科内容がもつ性格上。従来ともすれば、個々の断片的な知識の理解にとどまっていた点を特に考慮し、常に巨視的見地から内容を理解できるよう留意した。そのために冗長な説明を避け。簡潔で的確な解説を付した。特に、図版・写真を多く用いて視覚的な把握を計った。3Grip問題提起に対応する各節の重要事項を，理解しやすいように表または模式図にまとめ、最も適切なところに目につきやすい形で配置した。4用語高等学校における地学は、やや難解な専門語や他の教科の分野に属するような概念が相当多くなってくる。これらの用語の解説や補説を奇数ページの下段にまとめ，豊富なさくいんを利用しての事典的用法に便をはかるとともに，本文の構成が煩雑にならないように配慮した。’‘特長RESEARCHWORK地学を学習するにあたって、内容によっては単なる解説では不十分で，しかもその内容を本当に理解するためには、それを深く掘り下げて考える必要がしばしばある。たとえば、太陽の表面温度は約6000°Kとされているが、との6000という値について、ただ記憶するのでなく、もっとよく解明する必要がある。このように，本文の解説を真に理解するために必要だと考えられるテーマを、各節に1~2選び、わかりやすい解説を加えることにより。地学を深く理解できるよう努めた。演習は，各節末に設け，本文と密着した基本的な問題を掲げ、問題を解くことにより、その節の核をしっかりつかむようにした。は，主として最近の大学入学試験に出題された問題から頻度の高い問題を精選し、各単完末に収録した。3解答模範解答に加えて、くわしい解説を付し、問題を解くにあたっての留意点、解答にいたるまでのすじみち、参考事項などを明示することによって、実力の養成をねらった。’*【状態】裁断はしておりません。少し書き込みあり(一部のページに下線等)。小口、表紙裏に記名跡あり(小さい。該当部分は白でマスキング)。中古品であることをご理解ください。状態に過剰に神経質な方はご遠慮ください。(末尾の写真は上から順番に天、底、小口、背)*【注意】※本出品の写真、説明の無断盗用を固く禁ずる。