（2024年 10月 10日 2時 16分 追加）元箱は無し、取扱説明書があります。（2024年 10月 10日 8時 26分 追加）■ CAPRICEとはCAPRICEは有限会社フィデリックスが製造・販売するピュアオーディオ用途のD/Aコンバーターです。ESS Technology社製DACチップES9018を国内メーカーとしては極めて早期に採用し、ハイエンドのD/Aコンバーターと互角の性能を有することで高い評価を得ている製品です。近年、PCオーディオが盛んになっていく過程でD/Aコンバーターのオーディオ分野での存在感が増していくなか、高い性能と先進的なオプション機能により一際話題性を有する製品として国内で注目を浴びています。■ 「CAPRICE em edition」の特徴（「CAPRICE」からの変更点）ー電磁波対策を追加MHz帯からGHz帯まで幅広くノイズ吸収効果を有する新素材を採用し、電磁波対策を進めました。ー同軸デジタル入力にBNC端子を追加より正確なデジタルオーディオ信号の伝送のため、同軸デジタル入力にBNC端子を採用しました（BNC1系統、RCA1系統）。ー電源部着脱式CAPRICEで要望が多く寄せられた電源コードの交換を実現するため、3Pインレットプラグを採用しました。本製品には、本体動作確認用の菱形PSE対応電源コードが付属します。ー本体カラーリング・レタリングデザインの変更特注モデルに相応しい外観とすべく、本体をブラックバージョンとするだけでなくレタリングも一新しました。また、 LED色をデジタル信号のロック時＝レッド、アンロック時＝イエローに変更しました。■ 「CAPRICE」の概要ーDACチップにES9018を採用世界最高水準の性能を有するESS Technology社製32bitDACチップES9018を搭載しました。ES9018は1チップに8回路を内蔵し、極めて低いノイズレベルと低歪みを達成した新しい手法に基づくDACチップとして近年採用例が多い製品です。ーDACチップを生かすための高性能デバイスを開発ES9018の性能を最大限発揮させるため、バイポーラ入力の高速アンプにより構成された超低ジッタークロックを専用シャント電源により動作させています。また、一般の三端子レギュレータと比較し約30dB低ノイズな、超ローノイズ・クイックレスポンス電源を搭載しました。ーI/V変換部にも自社開発デバイスを搭載オールJFETでA級動作の超ローノイズオペアンプ(1.8nV/√Hz)を自社開発して搭載。I/V変換部は本オペアンプを2回路並列で構成しました。ーデジタル入力部にも入念なジッター対策ー同軸デジタル入力同軸デジタル入力は、高速パルストランス（115MHz、PS間シールド付き0.5pF）と、バイポーラ入力によるヒステリシス付きの高ー速コンパレータでジッターの混入を防ぐ構成を採用しました。また、24bit/192kHzのPCMデータ伝送に対応しています。ー光デジタル入力光デジタル入力（TOSLINK）は高速タイプ（25Mbps）の採用で、24bit/192kHzのPCMデータに対応しています。ー左右独立かつデジタル・アナログ分離の電源構成電源トランスはアナログ用に左右独立で2個、デジタル用に1個と合計3個使用しています。更に、アナログ用トランスは漏洩磁束を打ち消す方向に配置することで更なる高音質を実現しました。加えて、電源ノイズの多い環境でも本製品の超高性能を発揮すべく、電源にノイズフィルターを搭載しました。ー高品位なパーツを使用電源ノイズを生じさせないショットキーバリアダイオードや、オーディオ用コンデンサ、オーディオ用抵抗を多数採用しました。また、主要な外部端子はコネクターレス設計として高い信頼度を持たせるだけでなく、長期安定性を考慮して金メッキ処理を施したものを採用しました。ープリアンプ機能用アナログ入力を装備2系統のアナログ入力を持ち、アナログ信号はフィデリックス社が開発したリアルタイムBTL回路（JFET入力オペアンプで構成）を経由し、差動I/V変換回路へ伝達されます。なお、デジタル動作時はこの回路を切り離すことによりノイズ混入を防ぐ仕様としました。ー可変アナログ出力（RCA）を装備背面のRCA出力は前面ボリュームによる可変出力としました。このため本製品はDAC / プリアンプとして使用することが可能です。このラインアンプはJFET入力のオペアンプを2回路並列にした完全DCアンプで、フロントのヘッドフォン出力としても利用することができます。ーアナログダイレクト出力（XLR）を装備背面のXLR出力（2番HOT）は、前面ボリュームを通過しないDACのダイレクト出力で、音の鮮度が落ちるバランス・アンバランス変換回路を排除した設計となっています。ー基板内部にI2S信号やDSD信号の入力端子を装備内部基板上には32Bit/192kHzや24Bit/352.8kHzも入力可能なI2S信号やDSD信号の入力端子を装備しました。また、HDMIケーブルを用いたデジタル入力用基板もオプションとして装備することができます。ー各種特性をユーザーが設定可能底部に設けたディップスイッチでシャープロールオフ／スローロールオフの切り替え、PLLのバンド幅、DSDのフィルタ特性、オーバーサンプリング、ジッター削減機能の有無などの設定が可能です。通常ユーザーが触れることが出来ない諸設定についても、オーディオファンの探究心と遊び心を満たす機能を搭載しています。ーモノラル動作が可能ES9018は内部に8チャンネル分の差動出力があり、これら全てを1チャンネルモノラル出力として使用することが可能です。本製品を2台使い、底面のディップスイッチでこれらの設定を行うと、理論上は無限に近いセパレーションが得られます。更に、１台の2チャンネル出力を並列接続すれば135dB近いダイナミックレンジが得られます。【主な仕様】出力電圧 ：5V（XLR）S/N比とダイナミックレンジ ：131dB（参考値）全高調波歪率 ：0.0008%（FS時の参考値）消費電力 ：AC100V±10%、50/60Hz、定格電力15W（実測値）本体寸法 ：約150(W)×50(H)×250(D)（突起部を含まない）重量 ：約1.8kg動作温度 ：5°C～35°C（2024年 10月 10日 14時 42分 追加）デジタル入力の一部切り替えや、ボリューム操作に、ビクターのTV用リモコン(単品売り)が使えるようです。ただ、電源を落とした後、入れなおすとボリュームが最大になっていて注意が必要です。XLRは最大が基本ボリュームみたいです。説明書はよく読んで下さい。