ご覧頂きありがとうございます。KENWOOD 3ヘッドカセットデッキ 「KX-1100G」です。電源コードから1985年頃の製品となります。先ずお願いです。最近、「オークション代行(代理)業者」による入札が相次いでおり特に海外への転売業者と思われる入札・落札が顕著になっています。当方と致しましては個人入札での落札のみ対応させて頂き度、お願い申し上げます。尚、誠に不本意ですが落札後に「代行(代理)業者」が発覚した場合は削除させて頂きます。また、新規IDによるなりすましに対しても同様の措置を行います。落札価格異常高騰を防止する為の措置です。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。クローズドループ・デュアルキャプスタン、DDモーター、アモルファスヘッド・・想像するだけで高音質が期待出来ますが巷の情報どおり期待を裏切りません。(個人的感想ですが・・特に高音域は顕著です)左右独立のBIAS調整など所有感を高揚させ種々のテープを自在に操り常にベストな状態で録音が可能です。1点だけ残念なところはサーチ機能「DPSS」が無い事です。とは言え音質に拘るのであれば無くても良い機能でしょうか。数台ストック部屋にあるのを忘れており引っ張り出した1台が本機です。外観は極綺麗ですが電源オンで表示は出るがカウンター表示がされない。電源オン時、カウンターはメカユニットからホトリフレクタの信号が入力された時点で表示「00:00」になりますがそもそも操作自体を受け付けない。ホトリフレクタの故障は経験ですが非常にレアケースで大体長らく使用していなかった個体で久々に通電した時で且つ長時間再生すると逝ったりします。それでもカウンター表示が消える事は有りません。なのでメカ側で無く基板側を直ぐ疑います。KENWOODで「ELNA」製基板と電解コンデンサですからパッと見当は付きますが・・・。蕁麻疹が出そうです。それに比べるとAKAIやTEAC、Victorなどは電解コンデンサ絡みの故障は少なく感じます。やっぱり放熱なんでしょうかね。「アレニウスの法則」がKX-880シリーズ同様、このKX-1100Gでも頭を過ります。ご存じの通り電解コンデンサ周囲温度が10℃下がると電解液の減少スピードが1/2になる即ち寿命が2倍になります。整備する際に「KX-880」シリーズ等は特に電解コンデンサの高温度品を使用する様にしております。オリジナルは85℃品ですが当方では105℃品を使用しております。蘊蓄はここまでにして・・・。結果、電解コンデンサの不良が「電源部」「再生部」等にゴロゴロ有り無条件で全交換です。交換後はトランジスタチェックを含めて暫く仮組し再生を繰り返します。これでトランジスタが電解コンデンサ起因で逝ってた場合は当然、再生音もせず最悪は二次被害が発生します。爆発する訳では無いので特に心配は不要ですが。小一時間ほど再生を行いパスすればメカユニットの整備に取り掛かります。下記に整備内容を記載致します。①電解コンデンサ全交換(105℃品)「子基板も含む」②リールモーター分解整備③キャプスタンベルト同等新品交換④操作基板タクトスイッチ交換(パナソニック製シールド付使用)⑤カムリーフスイッチ清掃などが主な整備内容です。再生速度は測定しましたがDDモーターなので調整するまでも有りませんでした。尚、DDモーター基板の電解コンデンサも交換済です。アジマス測定・調整も実施済です。尚、ロック剤は透明を使用しております。録音・再生テスト、早送り・巻き戻しテストとも問題無く使用出来ます。本機は左右独立録音レベル調整可能です。基板上ボリュームのクロス調整は不要でした。マスターレベルと併せて調整し録音をお楽しみ下さい。尚、全てのボリューム等にガリは全く有りません。録音・再生テストはCD音源としてVictor XL-Z531にて「SONY XSⅡ」 60分テープに録音し再生及び複数のミュージックテープにて再生テストを実施しております。尚、再生テストはシングルリピート機能(16回片面リピート再生)で連続実施中です。外観ですが非常に綺麗ですが使用感に伴う小キズはございます。尚、発売から35年以上経過した物です。完璧な品をお求めの方は熟慮の上、ご検討下さい。尚、詳しくは写真をご覧下さい。発送は「ゆうパックおてがる版」でサイズ「120」の予定です。落札頂いた後に梱包前チェック(総合動作テスト)を行います。発送まで4~5日、頂戴する事を予めご了承下さい。また、ご質問には随時、お答え致しますが仕事の関係上、タイムラグが発生する事も重ねてご了承下さい。長文、お付き合い頂きありがとうございました。宜しくご検討の程、お願い致します。▼▼▼掲載写真で「4枚」同時掲載分を分かり易く見るには▼▼▼4枚同時掲載写真は画像サイズの関係で見辛い(ややボケ気味)ですが商品情報の4枚写真上で・右クリック→新しいタブで画像を開く・新しいタブをクリック・左クリックで拡大(右クリックで元のサイズ)以上の手順でハッキリとした画像でご確認頂けます。powered by auction-labo.com">powered by auction-labo.com