口径 : 最大 8.3cm (外)高さ : 最大 8.4cm先日亡くなった島武己さんの陶コップです。本部町の阿弥陀城古窯時代 (2004年〜) の作品。グラス代わりに、冷茶や焼酎・泡盛などを楽しんで下さい。漏れや座りのガタ付きはありません。底に「己」をアレンジしたサインがあります。武己さん本人箱書きの桐箱が付属します。真作であることを保証します。僕は武己さんのコップをこれまで100点以上は見て触り、20点以上購入しましたが、その中でもとくに良いと思う4点を「四天王」として選抜していました。新たにコップを購入する度、これまでの「四天王」と比べて入れ替えたりします。選ぶポイントは、窯変の美しさ・線の面白さ・手触りの滑らかさ・唇当たりの気持ち良さなどなど。僕の家で「四天王」のいずれかを使ってお茶やお酒を飲んだ人は、手の指や唇の触感があまりにも官能的で、皆さん「何じゃこりゃ！」とか「魔法のコップや！」と言うのがお決まりです笑。で、出品のコップはそのひとつ。「四天王」4点の内の2点は入手時に義理人情が絡んでいて手放せないので、今回出品のものと、もう1点で、僕が武己さんのコップを手放すのはひとまず終了となります。最後の画像は参考です。写真家の平敷兼七さんが撮影した、島武己さんと國吉清尚さん。皆さんグソー (あの世) へ旅立たれました。最近、沖縄の焼締陶作家が急に脚光を浴びてきましたが、やはり武己さんと清尚さんはレベルが違います。「やきもの」を生活工芸品や造形表現作品としか見れない人にとっては、他の作家さんの作品でも充分に満足できるのだと思いますが、「作家」＝「アーティスト」と読み替えるのであれば、沖縄の焼締陶作家は武己さんと清尚さんに、村田珠光的レジェンドの中川伊作さんを加えた3名だけでしょう。いずれはここに当真裕爾さんが加わるのかな？*****島武己さん (しまたけみ・Takemi SHIMA) 略歴1943年 沖縄県国頭村本部町で生誕1960年 小橋川永昌さん（仁王窯）の下で修行1970年 小山冨士夫さんの南蛮焼研究に参画1980年 沖縄県中頭郡中城村に中城古窯研究所を設立・開窯2004年 沖縄県国頭郡本部町に阿弥陀城古窯を開窯2020年 閉窯2024年 81歳で死去*****かなりの時間とお金を掛けて「やきもの」をコレクションしてきましたが、諸事情のため1円スタートで売り切ります。入札経過を見て出品を取り下げたりしませんので、安心してオークションにご参加下さい。ぜひとも引き継いでいただき、ご愛用をお願いします。*****・記載の寸法はこちらの手元で測定したものです。多少の誤差はお許し下さい。・作品はスマホのカメラで撮影しています。濃淡の差が少し強く出る傾向にあり、近接写真は少し歪んで見える場合があります。・出品作品はすべて真作と判断していますので、真贋に関するご質問はお控え下さい。万一間違いがありましたら、落札代金と送料はお返しします。・経年品のため、画像で見えないようなスレや小キズはお許し下さい。・作家さんの手を離れた後にできたであろう疵や修理は記載しますが、それ以外の窯疵などは画像にてご確認下さい。・作品の状態に関すること以外のご質問には、回答を控えさせていただく場合があります。(即決依頼・直接取引依頼・入手先・入手時期など)・落札後の取引トラブルを避けるため、また入札価格吊上げなどの疑念を持たれぬよう、評価が著しく悪いとこちらが判断した方・オークション代行業者と推察される方・新規IDの方・評価の少ない方などによる入札・落札は取り消しさせていただきます。こちらも責任と誠意をもって大切な作品を引き継ぎたいので、申し訳ありませんがご理解下さい。・出品期間中の破損や終了日の長時間に渡るアクセス障害などにより、やむなく出品を取り消しする場合があります。・オークション終了後のご連絡は、落札者様の方から落札後24時間以内に取引ナビでお願いします。(いたずら落札ではないことの確認と、梱包資材などの準備のため)・お支払いのお手続きは、「かんたん決済」の期日内にお願いします。(お支払いのお手続きが落札日の翌々日以降になる場合は、ご予定をお知らせ下さい)・複数落札での「まとめて取引」(同梱・一括支払い) には対応できますが、ヤフオク側で決められた手順がありますので、初回のご連絡前に「ヘルプ」でご確認下さい。・匿名取引を利用していますので、領収証の発行はできません。・物流の2024年問題や匿名配送の処理などの理由で、配達までの日数・時間が今まで以上に掛かっているようです。あらかじめご承知おき下さい。・商品到着後、問題がないようでしたら、速やかに「受け取り連絡」をお願いします。(受け取り連絡をしていただかないと入金されないシステムのため)